ラジオ波凝固療法とは
Radiofrequency ablation(RFA)はマイクロ波よりも周波数の低いラジオ波(460-480 KHz)を用いて、腫瘍組織内に熱を発生させ、破壊する方法である。原理的には電気メスと同じで、発生する熱はジュール熱である。
現在、電極はHook typeとCool tip typeの2種類あり、電極の先端には温度センサーがついていたり、組織のインピーダンスが測定できる様になっている。
ラジオ波凝固療法の適応
1.肝切除不能または外科的切除を希望しない
2.血小板5万/mm3以上
3.PT 50%以上
4.コントロール不能な腹水がない
5.病変数3個以下、最大径3cm以下または単発で最大径5cm以内
とされています。